方向幕11

有識者」より、操作盤の「修正」ボタンの使い方について情報提供がありましたのでご報告します。

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そのお話によると、何とこのスイッチの役割とは、車体の前・横・後の幕のコマがズレた時に使用する、とのこと(!)。

確かに原則として同期進段している各幕装置ですが、フォトスイッチの検出精度は一定では無い場合もあるので、3つの装置間では稀にズレが生じることもあろうかと思います。

そうした場合、いちいち運転を止めて格納箱を開け、装置の手元スイッチで操作するのではなく、この「修正」ボタンを押せば、全ての幕装置が一旦0コマ目に戻ってから正しいコマ位置を目指しますので、正常に復帰する可能性が高くなる、というものです。

これまでは自分の手元にある1装置のことしか考えていませんでしたが、確かに複数の装置が稼働する実際の運行環境では、こうした「修正」機能があった方が良いのかも知れません。

尤も、フォトスイッチの検出不良という現象は、スイッチ側に原因があるというよりも、幕の汚れが本質的な原因である場合が多いようですので、せっかく「修正」で帰零しても、正しいコマで止まってくれるかどうかは何とも言えませんが・・・。

ということで、次は複数台の幕装置の入手と、実際の稼働試験でしょうか(汗)

情報提供していただきまして、ありがとうございました。